不用品の売却は手段が多い方がいいということで、ヤフオクもやってみました。
20年近く前に購入したことしかなく、それ以来の利用。出品は初です。
・出品
写真をUPして説明文を書くところまではメルカリと一緒ですが、開始価格(即決価格)と終了日の設定が必要です。
ヤフネコパックというのが、メルカリでいうメルカリ便で、匿名発送対応のサービスのようです。
ヤフオクでは送料は落札者負担がセオリーのようですが、送料込みの方がいいだろうと思い、出品者負担で出していましたが、あまりにも競合商品が落札者負担ばかりで損している気分になったので落札者負担で出すことにしました。
固定価格で出品するとPaypayフリマにも同時出品されます。
・売れるのか
ウォッチリストにはポツポツ登録されるのですが、入札は入りにくい感じです。
開始価格を安くすればもっと盛り上がるのだと思います。
実際、安くしてみて予想より良い価格で収まったこともあれば、1件の入札だけで格安で終わってしまうことも多々あります。
オークション期間も色々選べるのですが、長い方がいいのか短いほうがいいのかよく分かりません。
注目度が高く、2000円程度で売れる商品を一気に出品して実験してみました。
・1000円開始 2500円即決
⇒ウォッチリスト9件 1700円落札
・1000円開始 即決なし
⇒ウォッチリスト26件 1990円落札
・1000円開始 即決なし
⇒ウォッチリスト24件 2300円落札
・1000円開始 即決なし
⇒ウォッチリスト23件 2100円落札
・1000円開始 即決なし
⇒ウォッチリスト24件 1700円落札
・1000円開始 即決なし
⇒ウォッチリスト27件 2000円落札
・500円開始 即決なし
⇒ウォッチリスト30件 2200円落札
・1500円開始 即決なし
⇒ウォッチリスト10件 1500円落札
・2200円開始 即決なし
⇒ウォッチリスト16件 落札なし⇒しばらくして2200円で落札
同じ種類ではあるものの商品は異なるので、個体差による人気の差異はあるにせよ、このような結果。
開始価格が低いほど注目されて、ぐいぐい入札が入って楽しいですが、上振れも下振れもあり、平均的に相場価格くらいに落ち着きます。
相場+αくらいの希望価格にした場合は、売れるまで時間がかかる感じ。
あと、まとめ買いの制度もあり、同じ人に複数落札されてまとめ発送を頼まれたこともあります。
取引がマージされ、落札者からは送料が1件分で済むという形みたいです。
コツが要りますが、便利な仕組みだと思います。
・使い勝手
落札された後は昔のようにメッセージをやり取りする必要はなく、メルカリのように黙って発送すれば終わりです。
メルカリより無言取引が多くても許される印象がありました。
評価自体は任意なので、実績の積み重ねのしにくさはあります。
あと、売れなかった場合はワンタッチで再出品できるのが非常に良いです。
カテゴリを変える場合は1から出品しなければなりません。カテゴリを変えると売れるようになったりすることもあるので、そこら辺の見直しは適宜やった方がいいかも。
目立つ商品説明を作成するツールを使えなかったり、そもそも商品説明を書きにくかったり、途中で下書きをたくさん保存できなかったり、商品説明に関しては操作性は悪いです。
プレミアム会員だと違うのだと思います。
・まとめ
メルカリのように、希望価格で流して気長に待つも良し。
開始価格を格安にして運任せで売りさばくも良し。
どちらも匿名発送が使えて、コミュニケーションも最低限でOK。
ユーザ数も多く、人目に触れる機会が多い。
価格交渉のやり取りが不要。
クーポンの配布が多く安く買いやすい。
というと、フリマアプリの上位互換のように思います。
が、ユーザの空気感が独特です。
また、高く売るためのテクニックがメルカリよりも高度で、非常に向き不向きがあるような気がします。
今のところ、安く出品して安く買い叩かれる経験ばかりで、まだ経験不足なのだと思います。
購入する側から見ても、匿名配送商品が意外と少なくて安全面が不安だったりします。
価格は安くても送料でその分盛られている商品も多く、総額が分かりにくいというのも購入時の微妙な点。
雰囲気が違うので、合う方を使うのが賢いと思います。
メルカリの慣れ合い感が嫌いという方も多いと思いますので、その場合の選択肢としては十分使えると思います。