ネコポスを使い続けて500件以上、ついにサイズオーバーで引っかかる事案が出たので備忘として残しておきます。
■ネコポスのサイズについて
フリマサイトのネコポスはA4厚さ3cmという基準です。
よくある角2封筒だとサイズがオーバーしているというのが注意ポイント。
ただ、厚さ2センチ前後のものを入れると幅が広がって丁度良いサイズになります。
基本的に、角2封筒を使う場合は横と縦を折り畳んで使用していました。
厚さがグレーゾーンだと思われるときはネコポス専用ボックスに入れて、入っている大きさであることをアピールしていました。
■今回の事案
本の発送でした。
厚さ的には3cmギリギリだったので、ネコポス用ボックスに入れての発送にしました。
が、少々不安だったのでヤマト営業所に持ち込みました。
大抵スルーされるのですが、今回は厚さの計測をされ、「ギリギリですね・・・」という指摘。
機械で仕分ける時にオーバーになるかも、ということでした。
梱包の浮いた部分をテープで止める提案もしてくれました。
加えて「重さもオーバーですね・・・」という指摘。
こればかりはどうにもなりません。ということで、宅急便に変更して発送になりました。
差額は痛い勉強代となりました。
計測用スケールにスムーズには入らないというものや、1キロはオーバーしているものも送れたこともあり、機械でどこまで厳密に仕分けているのかは謎です。
感覚的に、厚さで目をつけられたために重さも厳重に検査された気もします。
もしかするとPUDOの方がグレーゾーンを抜けやすいのかもしれませんが、もしダメだった場合にどうなるか分からないリスクもあります。
同じ時間帯に営業所に来ていた人も、サイズオーバーで差し戻しされていたので、そのあたりの判定基準や機械の判定が厳しくなった可能性もあります。
いずれにせよ、サイズオーバーと判断された場合は自動で変更されます。
安い商品の場合、利益がなくなるケースもあると思います。
グレーゾーンでも送れる/送れたという情報や経験は鵜呑みにせず、確実さを求めるのであれば既定の範囲を守りましょう。
という結論になります。
あと、本はすぐに重量オーバーするので注意という点も教訓です。
出品する側としては送料は手痛いですが、早ければ翌日に配達してくれるヤマトは素晴らしいと思います。
■余談
ちなみに何故ヤマト営業所に持っていくようにしたかというと、ヤフオクで売れた商品だったためです。
しかも本を2冊落札されて、同梱依頼されたものという経緯がありました。
落札者の評価もあまり高くなく、同梱を断って揉めたくないので承諾したものの、「厚さが限りなくグレーゾーン・・・」と思い、営業所に持っていきました。
ヤフオクではネコポス分の送料を落札者に負担してもらっています。
出品者都合で宅急便に変更になっても落札者の負担が増えることはないのですが、不安を煽ることになるため、穏便にネコポスで通したかった。
しかし、結果的に当初とは異なる宅急便での発送になりました。
落札者には「ネコポスのサイズオーバーだったため宅急便での発送になります。差額の送料負担はありませんのでご安心ください」とメッセージを送り、トラブルにはならずに済みました。
結果的には落札者が得した形になりました。
まとめ売りは便利ですが、規定サイズに収まるかどうかを確認してから受ける必要がありました。
メルカリはまとめ交渉があれば「サイズオーバーするので別々で購入してください」等のやり取りを購入前にできるので、慎重に対応すれば良いと思います。
ヤフオクの場合、同梱してもらう期待を持って複数落札されるわけで、落札後に同梱を断ってしまうと「落札しなきゃ良かった」と思われそうで不安要素が強いです。
出品者はそれぞれのサービスの特徴を踏まえて心構えが必要そうです。