小さなニューノーマル暮らし

アラフォー男がコロナ禍でやってみた挑戦(メルカリ、髭脱毛、etc)のトラブル事例を含めた体験記

【その他雑記】1000円カットに挑戦(QBハウス)

散髪が億劫です。

 

10年以上お世話になった美容室でさえ、億劫だと思いながら通っていたので性格的に仕方ないことなのだと思います。

そんなわけで数年前に引っ越して、新しい美容室を開拓するときは地獄でした。

「なるべく余計な会話はせずに済み、ある程度自分で考えて切ってくれる」という美容室を探していたのですが、案外見つからず、疲れる日々。

1年かけて5~6か所くらいを経て、悪くない美容室は見つかったのですが、5,000円ほどかかり料金が高いなぁと思っていました。

 

私の場合、急に「明日(今日)髪でも切ろうかな・・・」と思うことが多いのですが、ネットだと当日や翌日の予約は「お問い合わせください」的になっていることが多いです。

とは言え、電話をするのも疲れてしまう。

もう、散髪は予約の時点から精神力が失われるイベントでした。

 

世間一般的に美容室というものは、何週間も前に予約を行い、会話を含め、癒しの空間として楽しみにしている人が多いのでしょう。

世間とのギャップの違いも感じて疲れてしまう。

 

1000円カットは街中では目に入っていたのですが、自分が行くところではないという感じで検討対象になりませんでした。

 

ちなみにQBハウスは1000円ではなく1200円です。便宜的に1000円と言っています。

■再びの引っ越し

ひょんなことからまた引っ越すことになりました。

再び開拓するようになるのか・・・いっそベリーショートにしてしまうか、セルフバリカンで坊主頭にしてしまおうかとも思いました。

 

そこで、1,000円カットに思い当たりました。

試しもせずに思い込みで判断するのは良くない、と挑戦してみました。

 

コロナ禍で出社することもなく、人と会う機会がないのでリスクが少ないのは今だと思いました。

 

 

QBハウスに行ってみた

初めてのQBハウス

 

2席ありどちらもスキンヘッドの店員さんがカットしていました。

カットされているのはどちらも高齢のおじさんで髪は薄めな感じ。

 

やっぱりやめておけば良かったと思いつつも引き返せないのでチケットを買い、並びました。

前の人が切り終わると呼ばれ、荷物を棚に入れて「適当に短く」という感じで伝えます。

「耳は出しますか」くらいのYES,NOで済む質問が2,3あり、それ以降は会話はありません。

 

そしてすぐに終わりました。

 

非常に黙々と切ってくれて問題ないです。

技術についてはよく分かりませんが、会話がなかっただけで満点な気持ち。

細かい毛先の処理を気にするようなオシャレさんには不安だったり物足りないのかもしれませんが、私は気になりませんでした。

 

私の後には小学生くらいの子供が並んでいました。

確かにQBハウスはいつも赤ランプがついていて行列が絶えないイメージだったのを思い出します。

 

結局何度か通っていますが、実際に客層はオジサンが90%、色気づく前の男の子が10%という感じです。それ以外は誤差レベルでいるかいないか、という感じ。

普通の美容室よりもたくさんカットしているので技術が高い、という言われ方もしますが、客層は考慮した方が良いですね。

 

■カット後しばらくして

ざっくりサッパリしたという感じではありましたが、美容室でカットしてもらっていた時と比べ、寝癖の爆発具合が非常に目立つようになりました。

剛毛かつ直毛のため、美容室では寝癖が付きにくいよう上の方の長さを残して切ってもらっていたんだなぁということが分かりました。

 

まぁ、在宅勤務だし寝癖があってもいいか・・・という気持ちもあります。

 

その後、何度か通い、注文方法を工夫することで、寝癖の具合や持ちに関しては美容室と遜色ない仕上がりがキープできるようになりました。

 

 

■今度からここにしよう

考えてみればメリットだらけです。

・余計な会話はない

・少ない指示で勝手にやってくれる

・安い

・当日思い立っても行ける

 

近くにあったのに気付かなかった。

私が理想とする条件をすべて兼ね備えているのがQBハウスでした。

QBハウスに限らず1000円カットは意外なほど街中にあります。

 

今度から散髪は外出ついでにでも空いていればフラッと切るようにしよう。

QBハウス以外も格安カットがたくさんあることが分かってきたので、他も試してみるのも良いかもしれません。

 

1000円カットは何も気にしなくなったオジサンが行くところというイメージでした。

(実際そうだと思います)

こうして自分もオジサンになっていくものなのだと、踏み出した一歩を感じました。

 

オジサンも意外と自由で悪くないのかもしれません。